2025-04-07
メディア向けAIRoA設立発表会の実施
一般社団法人AIロボット協会(英表記:AI Robot Association: 以下AIRoA 所在地:東京都文京区 理事長:尾形哲也)は、AIとロボット技術の融合によるロボットデータエコシステム構築を目指し24年12月に設立されました。2025年度よりその活動を本格化を開始し、3月27日に初のメディア向け設立発表会を実施いたしましたのでご報告いたします。
■設立背景
近年、AI技術の進化に伴い、ロボット分野においても大規模なデータの統合と効率的な学習が可能な基盤モデルの必要性が高まっております。現在、市場にはこのような大規模データを共有・活用できる枠組みが十分に整備されておらず、各企業や研究機関が個別にデータを扱うことで開発効率が上がりにくい状況が続いているのが現状です。
そこでAIRoAは、産業の垣根を超えたオープンかつ大規模なデータ収集と基盤モデルの開発・公開を推進し、高度な汎用ロボットの実現に向け、スケール可能なロボットデータエコシステム構築を目指します。本法人の設立により、ロボット産業全体の革新的な技術開発と社会実装の加速、ならびに、同分野における日本の国際競争力向上も期待します。
設立リリース:一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)AI×ロボット分野で、ロボットデータエコシステム構築を目指し活動を開始
■当日の実施内容
本イベントは、AIRoAと早稲田大学次世代ロボット研究機構AIロボット研究所との共催で実施。
会冒頭に早稲田大学総長 田中 愛治先生、AIRoA特別顧問に就任された東京大学総長の藤井 輝夫先生にお言葉を頂戴しました。
第一部では 一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)設立発表会見を開催し、第二部ではAIRoA理事7名によるパネルディスカッションを行いました。
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第一部: 一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)設立発表会見
-理事長挨拶/AIRoA理事長 尾形哲也
-協会概要説明/AIRoA理事 乃木愛里子
-AIRoAの開発活動について/AIRoA CTO 松嶋達也
-質疑応答
ロボット実機撮影会(10:45-11:00)
第二部:パネルディスカッション/ロボットのためのAI基盤モデルの必要性について
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また、AIRoAのロボット学習エコシステムの活用対象として想定される汎用ロボットである、Human Support Robot(通称:HSR)とAIREC-Basicのデモンストレーション及び撮影会も実施いたしました。
■会員企業
2025年3月時点での会員企業は下記の通りです。※50音順
<正会員> 14社
基盤モデルの設計、開発の方向性決定に、議決権を通じて影響力を持つ
- 株式会社ABEJA
- GMOインターネットグループ株式会社
- KDDI株式会社
- 株式会社 PKSHA Technology
- SB Intuitions株式会社
- Telexistence株式会社
- 川田テクノロジーズ株式会社
- さくらインターネット株式会社
- トヨタ自動車株式会社 未来創生センター
- 日産自動車株式会社
- 日本電気株式会社
- 富士通株式会社
- 株式会社松尾研究所
- 三菱電機株式会社
<育成会員> 8社
支援を通じてロボット基盤モデルの発展に貢献いただく
- 株式会社Algomatic
- FastLabel株式会社
- 株式会社Jizai
- 株式会社Preferred Robotics
- ugo株式会社
- 株式会社アールティ
- コネクテッドロボティックス株式会社
- 東京ロボティクス株式会社
【入会についてのお問い合わせ】
下記メール宛にお問い合わせください。
e-mail : info@airoa.org
また、当日の様子は、下記を始めとするメディアに取り上げていただきましたので、ご参考ください。
https://businessnetwork.jp/article/26728/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250327/k10014762371000.html
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20250327_18/